金融機関でお金を借りる場合、誰でも「できるだけ低金利で借りたい」と思われるのではないでしょうか。カードローンの利用では、やはり「消費者金融」よりも「銀行」のカードローンが全体的に金利が低くなっています。

 

しかし「銀行」のカードローンは一般的に「審査時間がかかる」といわれています。「どうしても早急に借りたい」「今日中にまとまったお金が必要」という場面では不向きかもしれません。

 

だからといって消費者金融に駆け込むのは少し待って下さい。最近では銀行カードローンでも「即日融資」に対応した商品が増えてきました。

 

「即日融資」対応ですので、文字通り申込を行ったその日に融資を受けることが可能になっています。

 

三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」とは?

即日融資対応の銀行カードローンの代表格が「バンクイック」です。

 

日本の3大メガバンクのひとつである「三菱東京UFJ銀行」が手掛けているカードローンで、マスメディアなどでも盛んに宣伝されている商品です。

 

メガバンクのカードローンですので、非常に安心感を持って利用することができます。豊富な店舗網と提携先を保有していますので、利便性も高いといえるでしょう。

 

バンクイックの主な特徴は次の通りです。

 

銀行ならではの低金利

適用される金利は「実質年利1.8%~14.6%」です。最上限金利「14.6%」は一般的な銀行カードローンの最上限金利「15.0%」よりも若干低くなっています。最下限金利「1.8%」は業界でも最低水準で、非常に魅力的な条件となっています。

 

即日融資対応

先ほど述べた通り銀行カードローンは、一般的に申込から借入まで時間がかかるのがデメリットとなっています。その中でもバンクイックは「即日融資」に対応しています。審査回答時間は最短で30分、早ければ40分~1時間程度で契約から借入まで完了させることができます。

 

土日祝日でも即日融資可能であり、店舗の脇に設置されているテレビ電話は土日でも稼働しています。審査に合格するとその場でカードが発行されますので、そのままATMから現金を借入することも可能です。

 

総量規制対象外

バンクイックは銀行カードローンですので、いわゆる「総量規制」の対象外です。「総量規制」とは「改正貸金業法」で定められている「年収の3分の1」以上の貸出を禁止した制度のことです。「総量規制」の対象となる消費者金融などでは、いくら返済能力が高くても他社を含めた借入総額が年収の3分の1を超えることができません。

 

しかしバンクイックは総量規制の対象外ですので、条件次第では年収の3分の1を超えた借入も可能になっています。また借入総額が年収の縛りを受けませんので、収入の無い専業主婦や、収入の少ないパートやアルバイトの方の利用も可能になっています。

 

200万円以下の申込で収入証明書類不要

200万円超の借入限度額を希望する場合、収入証明書類の提出が求められています。逆にいえば200万円以下の借入限度額の希望であれば、収入証明書類は原則不要ということになります。

 

どうしても収入証明書類が準備できない場面などでも安心して申込を行うことができるでしょう。

 

バンクイックの申込条件

低金利・即日融資対応とまさに銀行カードローンと消費者金融のいいとこどりをしたような商品であるバンクイックですが、当然ながら審査に合格しなければ利用することはできません。

 

審査に合格するのには、まず利用条件を確認しておきましょう。

 

バンクイックの利用条件としてあげられる項目には、次のようなものがあります。

 

年齢満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人

上限年齢が70歳と定められているカードローンもある中で、バンクイックは65歳とやや低い上限年齢となっています。国内に居住していることが条件ですが、永住許可を受けている外国籍の方も利用可能です。

 

原則、安定した収入がある方

安定した収入が認められればパートやアルバイト、学生の方でも申込可能です。アルバイトなどで安定した収入がある学生も申込可能ですが、親権者の同意が必要です。本人に収入が無い専業主婦の方でも配偶者に安定した収入があれば申込可能としています。

 

この際、婚姻関係証明書や配偶者の収入証明書、配偶者の同意書などの書類は原則必要ありません。収入が年金だけの年金生活者でも申込を行うことができ、このあたりは柔軟性が高いといえるでしょう。

 

保証会社(アコム株式会社)の保証を受けることができる方

バンクイックの保証会社は、消費者金融の「アコム」です。万が一返済ができない状態になると、アコム株式会社が利用者に代わって債務を三菱東京UFJ銀行に返済します(代位弁済)。

 

その後利用者はアコム株式会社と返済対応を行っていくことになります。そのため三菱東京UFJ銀行だけでなく、アコムの審査でも合格しなければいけません。

 

審査方法はスコアリング

カードローンの審査では、申込者の返済能力を判断することになります。ただし膨大な申込者の様々な内容を、審査担当者がすべて確認するには非常に手間がかかります。そのため最近のカードローンの審査では「スコアリング」が導入されています。

 

「スコアリング」とは、申込者の属性を点数化しその点数の合計である程度の審査判断を行う方法です。ちょうど資格試験の要領で「○○点以上で合格!!」というわけです。その内容はカードローン各社で若干の違いはありますが、ある程度は共通していると考えてよいでしょう。

 

バンクイックの審査でも、次のような内容でスコアリングが行われています。

 

年齢

働き盛りの20代後半から50代前半までの方が高点数を得られます。

 

職業・勤務先

好不況の影響を受けにくいとされている公務員が一番高い点数を得られます。以下、大企業勤務→中堅企業勤務→零細企業勤務→自営業や個人事業主→→専業主婦→無職の順で点数化されます。

 

年収

年収が高いほど高点数を得られます。

 

雇用形態

正社員が最も高点数、以下契約社員・派遣社員→アルバイト・パート→無職の順で点数化されます。

 

勤続年数

同じ職場に長い間勤続していると高点数を得られます。
逆に勤続年数1年未満は低点数となります。

 

家族構成

親と同居、既婚で夫婦共働きなどで高点数を得られます。子供が多い、一人暮らしなどは低点数となることもありますが、この項目は主に生活費の負担率の関係でチェックされていると思われます。

 

居住年数

1つの場所に長い間住んでいると高点数を得られます。
引っ越しをして間もない場合などは、低点数となることもあります。

 

審査のもうひとつのポイント「個人信用情報」

カードローンの審査においては「スコアリング」とともに「個人信用情報」がポイントとなります。

 

「属性スコアリング」よりも「個人信用情報」がよりウエイトが高いともいわれています。

 

「個人信用情報」とは金融機関をはじめとしたローン契約情報などの内容を記録された情報のことです。

 

金融機関は必ず国内の「個人信用情報機関」に加盟し、利用者の情報を登録する義務があります。そして登録された情報を審査でも確認することで、申込者の信用力を確認することになります。

 

具体的に判断材料となる情報は、以下の通りです。

 

  1. 過去や現在の借入状況

    キャッシング・カードローン、クレジットカード・その他のローン利用状況について。
    現在の借入総額とともに、借入件数が多い場合、とくに借入件数が3件以上あると審査でも不利になります。

  2.  

  3. 返済遅延、踏み倒し

    過去にローンの返済を遅延していないか、踏み倒していないかの確認。
    踏み倒しは当然ながら、3ヶ月以上の延滞があると、審査ではまず合格できません。

  4.  

  5. 金融事故

    債務整理、自己破産などの履歴の有無。
    金融事故の履歴は5~10年間個人信用情報として保存されますので、この期間の審査はまず合格できません。

 

バンクイックに限らず、個人信用情報は消費者金融、銀行、信販会社など様々な金融機関が共有できるシステムになっています。バンクイックの保証会社である「アコム」での情報は当然ながら、他社での情報も審査に大きな影響を与えるというわけです。